初★テント泊なので、ゆとりあるスケジュールで。
タカノ家から4時間に満たない時間でたどり着ける登山口は、何に代えても魅力的です。
登り始める前に、自宅で計量した私のザックの重さは約9キロ。重めの荷物はすべて寧サン任せ♪と言う状況なのに、このたかが9キロにやられてしまいました。
登り始めて1分もしないうちに、寧サン曰く『世の中のすべてのモノを憎んでる』顔をして、口から出る言葉は不平不満のみ。体力の限界は人からやる気をうばっていきます。。。
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経由地の夏沢鉱泉も、宿泊先のテント場オーレン小屋も本日開山祭。山小屋へ向かう人たちの様子から、浮き足立った空気を感じながらも、心はザックが重いことへのやり場のない憤りでいっぱいのまま、何とか1時間ちょっとでオーレン小屋へ。たかが1時間の登り道をこんなに黒い気持ちのまま登ったことは未だかつてなかったかも。軽量化は、何をおいても今後の課題みたいです。。。
それでも最初の目的地オーレン小屋へ辿り着けたことでホッとひと息。今夜の寝床を設置して、サッポロ一番塩ラーメンでお腹を満たし、いざ硫黄岳へ!
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私を泣かせていた荷物はあらかたテントへ置き去りにしたため、硫黄岳までの道のりはサクサクでした。
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夏沢峠。
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地道に登っていったら!あっという間に見下ろす夏沢峠。
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硫黄岳登頂。
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下りは赤岩ノ頭経由で。
残雪が多く、ついた尻もちの数は1度や2度ではありませんでした。雪道プラス下りが苦手な私は、お子様にまで追い抜かれる始末。
登りよりへとへとになりながら、何とかオーレン小屋テント場へ帰りつきました。
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夕食は、うちで干してきた野菜をベースにキムチ鍋。
干し野菜は、かさが減るので山食向きです。
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写真には残せなかったけれど、テントの横で見上げた星空は最高でした。
いつも見ている空と同じ空とは思えないくらい。小さい星も強く光りを放つ星も、数え切れない数の星が空に張り付いていました。
この星空のためにあの重い荷物を運んできた、と思えば、これからも重いザックを背負って山登りができそうな気がしました。
持ってきたワインはもちろん飲み干し、ご機嫌のままシュラフへ。シュラフは昨年購入したナンガのオーロラくん。去年はオートキャンプで1度使用したきりのため、その実力を発揮してもらう場がなく、今回初の腕試しでした。
怯えていた寒さはさほどではなく、夜中暑くて目が覚めたほど。防寒対策として、タイツの上に履いていたあったかズボンを脱ごうか脱ぐまいか迷った挙句、寝ぼけまなこでめんどくさいなぁ、と考えながらまたウトウトと眠りに落ちたような具合。
ぐっすり眠って翌朝5時。寧サンに起こされ、予定通りの起床。
寧サンはというと・・・寒くてほぼ寝れなかったそうです。
寧サンのシュラフは同じくナンガのナノバックくん。寒がりの私とは違い、暑がりの寧サンは、オーロラくんほどのスペックはいらないだろうと判断し、オーロラくんよりも若干軽いナノバックくんを選択していたのでした。
シュラフの違いが大きく出たようです。あぁ、お気の毒。山の寒さを甘く見てはいけません。
荷物の軽量化は今後の課題ではあるけれど、防寒対策だけは怠れないわ、と反面教師を見た私でした。
行程//桜平9:40~10:05夏沢鉱泉~オーレン小屋10:50
オーレン小屋12:35~13:05夏沢峠~14:00硫黄岳14:15~赤岩ノ頭~15:40オーレン小屋
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