雲ノ平とかけまして~・・・

世間の夏休みからちょっと遅れて、タカノ家2010年のビッグイベント!?雲ノ平へ行ってまいりました。

北アルプスの最深部日本最後の秘境とも呼ばれる雲ノ平
昨年山に登り始めて間もない頃から、様々なメディアに取り上げられる雲ノ平を目にする度、いつか行きたいね、と寧サンと話してきた場所でした。

しかし正直、自宅から登山口が遠く、どの登山口からも最低1泊はしないとたどり着けない雲ノ平。ってことは最短でも3泊4日。いつしか私にとって遠い目標と化していました。

それでも2009年の雑誌フィールドライフPEAKSランドネの三誌合同企画"雲ノ平で逢いましょう"NHK金とく"北アルプス大縦走"などなど、雲ノ平を特集した番組は保存版として何度も見返し、思いをあたためた結果、、、いつかと言わず、、、今年決行!することに。

初の4泊5日テント泊食料はこんな感じ。


もすごいけれど、軽量化のために、オール・インスタント食品な点が一番違和感。普段はアンチ食品添加物、なだけにこれだけの食品添加物の山を目にすると、行く前から若干萎えます。。。

今回のコース山と渓谷8月号ヤマケイアルペンガイドなどなどをもとに、タカノが作成。
マイカー登山の都合上、発着点は同じでなくてはならないのだけれど、可能な限り同じ道は通りたくない!でも1日の歩行時間は6時間以内に収めたい!のワガママが叶った理想的な道のり!自画自賛



前日まで寧サンは6連勤、しかも残業続きの疲れた体に鞭打って、初日は午前4時に出発。
自宅より登山口の折立までは約7時間。さらにさらに、登山口手前の有峰林道小見線通行止めのため、小口川線への回り道を強いられ、山登りスタートとしてはかなり遅めの11時25分登山口を出発しました。

初日の目的地は薬師峠のテント場4時間50分の道のりです。


毎度のことながら、万全の日焼け対策で、整備された道を進みます。
道行くひとに、アルカイダ...?と呟かれようと、苦しくない?と心配されようと、注意一秒シミ一生!日焼け厳禁!



度々休憩もしたものの、1分の狂いなくコースタイム通りに太郎平小屋へ到着。
しかしテント場はここから20分
小屋からテント場まで距離があるって、もどかしいものです。ようやく見えてきた今日の寝床、カラフルなテント場。


ここのテント場は、小屋から離れているものの、管理棟があり、水場では水が使い放題、トイレ(ペーパーあり!)の掃除も行き届いていて、好感度高し!



出発が遅いため、時刻はすでに17時近く。急いでテントと食事の用意に取りかかります。
夕食は自宅で作って持参したスモークチキン、いかすみパスタ、いかすみパスタを食べた後の器を利用して飲むコーンスープ。(くろっ!)でも味はまずまず♪



いかすみパスタはおいしかったけれど、当たり前のように口も歯も真っ黒に!・・・リピはないでしょう。

食後は黒部五郎岳を臨みながら、陽が落ちて行く薬師峠を楽しみました。
予定通り行けば2日後の夕方は、五郎平の黒部五郎小舎で過ごせるはず。



そして4日目の夕方には、無事ここ薬師峠に戻ってこれますように。

行程//
折立11:25~13:05三角点13:20~15:55太郎平小屋~薬師峠

ナイトZOO in 東山動物園

昨夏から、ご近所東山動物園で始まったナイトZOO。普段は見れない、夜の動物たちの姿を垣間見れるチャンス!
加えて今年は中京テレビPS主催屋台村も登場!屋台好きとしては見逃せません。
去年は仕事でいけなかったけれど、今年こそ!ということで、大混雑覚悟で行ってまいりました。

通常なら閉園を迎える17時ごろに、北門より入園。
門を通過した直後、動物の餌やり時刻表を眺めながら、ライオンの餌やりについて寧サンと話していると、動物園関係者のおじさんが声をかけてくれました。ライオンの餌やりは、昨日もすごい人で、今日は昨日より人出が多いので、昨日よりさらに混雑するだろう、1時間半並んで、にかぶりつくライオンをほんの隙間から眺められる程度、とのこと。おじさんは『まぁ並んででも見る価値があるかどうかは、価値観の問題ですね~』と苦笑いを付け加えました。
ありがとう、おじさん。ウチは間違いなく並びませんよ。
心に誓って、まだまだ明るい空の下、動物園を歩き始めました。



お行儀のよいカピバラさんに遭遇。


何やら叫んでいます。あんまりたくさん叫ぶので、言葉がわからなくて、ちょっぴり切なくなりました。


しばらくして屋台村へ到着。予想通りすごい人でした。。。


どの屋台もすごい行列。飲まずには並んでられない~!?と、すぐさまビールを購入。
どこへ並ぼうか迷った挙句、肉巻きおにぎりの行列に加わりました。

その間にも、寧サンを行列に残して、PSオリジナル"おいぴいす"東村山名物黒焼きそばを買いに走り、肉巻きおにぎりの順番を待ちながら、おいしく頂きました。


1時間近い時が流れ、いい雰囲気に日も暮れてきたころ、ようやくお目当ての肉巻きおにぎりゲット~♪

食べるのに夢中で、いやしくも写真を撮り忘れました。。。

屋台村を十分に堪能した後、ライトに照らされる幻想的な動物園へゴー!


売店の光、暗闇の中の人波は、幼い頃楽しみにしていた豊橋の夜店を思い出させました。
母の実家がある豊橋の夜店、タカノの幼少時代は6,7,8月の毎夜催されていた記憶がありますが、現在は6月の週末だけのようです。ほんと懐かしい。来年あたり、行ってみたいなぁ。

ライトに照らされながら、青草をはぐはぐするラクダ。昼間と変わらず愛らしいキリン、カンガルー


その他にもサイ、シマウマ、アシカ、シカなどなど。初めて出会う暗闇の中の動物たちは、とてもキュートでした。真昼はぐったりして見える表情も、気持ち涼し気?うまく写真に収めることができなくて残念。

確かに混みあってはいたけれど、混雑振りはタカノ的には許容範囲内、年に一度のナイトZOOを十分楽しむことができました。
になったらまた、会いに来るね。

34歳おめでとう♪

今日は寧サンのお誕生日でした。
焼肉をご所望だったようですが、仕事が忙しく帰りの時間がわからなかったので外食は断念。21時近くから、おうちでこぢんまりお祝いを。



しばらく同い年。おめでとう!

親子登山

本日は代休の寧サンと、を誘って 木曽駒ケ岳へ。
昨年紅葉に差し掛かった季節に訪れた木曽駒、新緑の季節にもう一度、という願いが叶いました。

ロープウェイの混雑で有名な木曽駒。平日と言えども念を入れて、夜明け前の3時45分には名古屋ICを通り過ぎ、予想よりも30分近く早く5時20分に目的地の菅の台バスセンターへ到着。今日の始発は6時12分だというのに、既にバス乗り場には、なかなかの人数が並んでいました。
始発のバスは予定よりやや早く6時に出発。私たちも何とか始発バスに乗り込むことができましたが、始発から満席でした。恐るべし、木曽駒

ロープウェイを降りると、はるか彼方に富士山が。母は富士山を見るといつも有難がります。


雪が残る木曽駒は、青々した緑とお花畑に覆われて、昨年とはまた違う表情を見せてくれました。


母と一緒に山へ行くことを考えたとき、行き先として真っ先に思いついたのが木曽駒でした。
初めて行く山登りでは、山を好きになってもらわないと。登ったはいいけど、もう二度と懲り懲り、ってな事態だけは避けなければいけません。しかしある程度高い山でないと、景色も高さ相応で達成感も得られず、疲れ損、ってことにも。その点木曽駒はロープウェイで高度を稼いで、降りた途端にとびきりな景色に出会えるロケーション♪体力的にも初心者向き


はじめは、登山というキーワードに恐れさえ感じていた母も、弱音を吐くことなくサクサクと登っていきました。

そして登頂。母からは意外にも、まだまだ行ける!と頼もしい発言が飛び出しました。


下山時、今日のクライマックスがやってきました!


な、なんと登山家・田部井淳子さんに遭遇。
テレビではなく、写真取材のようでした。
アイドルに出会ったような高揚感で、思わず握手をお願いしてしまいました。
一緒に写真を撮りたかったのですが、お取り込み中のため遠くから撮らせてもらう許可だけいただいてパチリ。
いやぁ、シーズンの平日故、とは言ってもこの偶然!幸運でした。

下山後は、名物ソースカツ丼の有名店ガロへまっしぐら!


バスを降りたと同時にダッシュして、ほどほどの待ち時間でミックス丼にありつくことができました。
登山&ソースカツ丼のコラボ、木曽駒人気はここにあり!です。

初の親子登山は無事終了。母はとりあえず登山には懲りていない様子。
次回はもうちょっとハードで、さらに美しい景色へ。親子登山に最適な山を募集中。

行程//名古屋IC3:45~5:20菅の台BC6:00~6:30しらび平6:40~6:50千畳敷7:15~8:10乗越浄土8:40~9:30駒ケ岳山頂9:50~10:40乗越浄土10:45~11:30千畳敷12:05~12:15しらび平12:20~12:55菅の台BC

続・針ノ木岳

針ノ木峠の朝。
ここのテントサイトは眺めが最高に良い!真っ青な空、360度どこを撮っても絵になる風景。
ガスもなくて、まさに快晴

しあわせだね~、という言葉が思わず口からこぼれる、そんな朝ごはんでした。


富士山も見えました。


槍ヶ岳も。


昨日登って来た小屋前の急斜面
何度見ても激しく


荷物はテントに残し、針ノ木岳へ。



真夏の雪渓に吹く風はまさに天然クーラー

雪渓歩きは神経を使うけれど、言い知れない心地よさです。

360度どこを見ても美しい、針ノ木岳山頂。

どの方向を写真におさめていいのか迷うほど。


お次はスバリ岳へ向かいます。
大岩がごろごろ転がっている険しい道を下って上って。
息があがる坂道を歩いていても、岩陰に健気に咲くが視界に入ると、励まされます。





スバリ岳山頂でお昼ご飯をいただきました。

定番のサッポロ一番塩ラーメン。今回はコーン、ウィンナー、もちしゃぶも入れて。いつでも期待を裏切らないおいしさ!


スバリ岳から眺める赤沢岳


スバリ岳からは往復で3時間。行きたかったけれど、お水も時間もリミットを迎えたため、ここで針ノ木峠へ引き返しました。



針ノ木峠のテントサイトは今日も満員。今日は雪上にもテントが張られていました。雪の上って冷たくはないのかな?


夕食はちょっとリッチな?レトルトカレー
針ノ木峠2日目の夜も、あっという間に眠りに落ちました。
風の強い夜でした。夜中、吹きすさぶ風、フライがはためく音にびくびくしましたが、マザハバくんは丈夫な子、ちゃんと持ちこたえてくれました。

朝になっても風が強かったため、テントの前室でコーンスープを温めます。

風は強いものの、最終日もぴかぴかの晴天。さすが晴れ女(自称)。今回もレインウェアのお世話になることはありませんでした。

帰りの渋滞も不安なので、今日の行程は下山のみ。


日焼け対策万全。山賊のようなタカノ。


下山後のお楽しみはお決まりの温泉です。薬師の湯にて、3日分の汗を流し帰途につきました。

初日の登りには正直泣きそうだったけれど、初のテント2連泊を終え、ちょっと自信がつきました。
しかしテント泊初心者のため、今回も2日目は荷物をテントに置いての行程。けれどいつまでも荷物を持たない登山ばかりしているわけにはいきません。
次のステップは全行程、テント泊装備を背負っての二泊三日、かな。
夢は縦走!?先は長いです。

行程//2日目:針ノ木小屋8:10~09:30針ノ木岳09:40~10:50スバリ岳12:10~13:15針ノ木岳13:35~14:30針ノ木小屋
3日目:針ノ木小屋7:40~10:15大沢小屋10:25~11:15扇沢