北アルプスの最深部、日本最後の秘境とも呼ばれる雲ノ平。
昨年山に登り始めて間もない頃から、様々なメディアに取り上げられる雲ノ平を目にする度、いつか行きたいね、と寧サンと話してきた場所でした。
しかし正直、自宅から登山口が遠く、どの登山口からも最低1泊はしないとたどり着けない雲ノ平。ってことは最短でも3泊4日。いつしか私にとって遠い目標と化していました。
それでも2009年の雑誌フィールドライフ、PEAKS、ランドネの三誌合同企画"雲ノ平で逢いましょう"、NHK金とく"北アルプス大縦走"などなど、雲ノ平を特集した番組は保存版として何度も見返し、思いをあたためた結果、、、いつかと言わず、、、今年決行!することに。
量もすごいけれど、軽量化のために、オール・インスタント食品な点が一番違和感。普段はアンチ食品添加物、なだけにこれだけの食品添加物の山を目にすると、行く前から若干萎えます。。。
今回のコースは山と渓谷8月号、ヤマケイアルペンガイドなどなどをもとに、タカノが作成。
マイカー登山の都合上、発着点は同じでなくてはならないのだけれど、可能な限り同じ道は通りたくない!でも1日の歩行時間は6時間以内に収めたい!のワガママが叶った理想的な道のり!自画自賛!
前日まで寧サンは6連勤、しかも残業続きの疲れた体に鞭打って、初日は午前4時に出発。
自宅より登山口の折立までは約7時間。さらにさらに、登山口手前の有峰林道小見線が通行止めのため、小口川線への回り道を強いられ、山登りスタートとしてはかなり遅めの11時25分登山口を出発しました。
初日の目的地は薬師峠のテント場、4時間50分の道のりです。
毎度のことながら、万全の日焼け対策で、整備された道を進みます。
道行くひとに、アルカイダ...?と呟かれようと、苦しくない?と心配されようと、注意一秒シミ一生!日焼け厳禁!
度々休憩もしたものの、1分の狂いなくコースタイム通りに太郎平小屋へ到着。
しかしテント場はここから20分。
小屋からテント場まで距離があるって、もどかしいものです。ようやく見えてきた今日の寝床、カラフルなテント場。
ここのテント場は、小屋から離れているものの、管理棟があり、水場では水が使い放題、トイレ(ペーパーあり!)の掃除も行き届いていて、好感度高し!
出発が遅いため、時刻はすでに17時近く。急いでテントと食事の用意に取りかかります。
夕食は自宅で作って持参したスモークチキン、いかすみパスタ、いかすみパスタを食べた後の器を利用して飲むコーンスープ。(くろっ!)でも味はまずまず♪
いかすみパスタはおいしかったけれど、当たり前のように口も歯も真っ黒に!・・・リピはないでしょう。
食後は黒部五郎岳を臨みながら、陽が落ちて行く薬師峠を楽しみました。
予定通り行けば2日後の夕方は、五郎平の黒部五郎小舎で過ごせるはず。
そして4日目の夕方には、無事ここ薬師峠に戻ってこれますように。
行程//
折立11:25~13:05三角点13:20~15:55太郎平小屋~薬師峠