親子登山

本日は代休の寧サンと、を誘って 木曽駒ケ岳へ。
昨年紅葉に差し掛かった季節に訪れた木曽駒、新緑の季節にもう一度、という願いが叶いました。

ロープウェイの混雑で有名な木曽駒。平日と言えども念を入れて、夜明け前の3時45分には名古屋ICを通り過ぎ、予想よりも30分近く早く5時20分に目的地の菅の台バスセンターへ到着。今日の始発は6時12分だというのに、既にバス乗り場には、なかなかの人数が並んでいました。
始発のバスは予定よりやや早く6時に出発。私たちも何とか始発バスに乗り込むことができましたが、始発から満席でした。恐るべし、木曽駒

ロープウェイを降りると、はるか彼方に富士山が。母は富士山を見るといつも有難がります。


雪が残る木曽駒は、青々した緑とお花畑に覆われて、昨年とはまた違う表情を見せてくれました。


母と一緒に山へ行くことを考えたとき、行き先として真っ先に思いついたのが木曽駒でした。
初めて行く山登りでは、山を好きになってもらわないと。登ったはいいけど、もう二度と懲り懲り、ってな事態だけは避けなければいけません。しかしある程度高い山でないと、景色も高さ相応で達成感も得られず、疲れ損、ってことにも。その点木曽駒はロープウェイで高度を稼いで、降りた途端にとびきりな景色に出会えるロケーション♪体力的にも初心者向き


はじめは、登山というキーワードに恐れさえ感じていた母も、弱音を吐くことなくサクサクと登っていきました。

そして登頂。母からは意外にも、まだまだ行ける!と頼もしい発言が飛び出しました。


下山時、今日のクライマックスがやってきました!


な、なんと登山家・田部井淳子さんに遭遇。
テレビではなく、写真取材のようでした。
アイドルに出会ったような高揚感で、思わず握手をお願いしてしまいました。
一緒に写真を撮りたかったのですが、お取り込み中のため遠くから撮らせてもらう許可だけいただいてパチリ。
いやぁ、シーズンの平日故、とは言ってもこの偶然!幸運でした。

下山後は、名物ソースカツ丼の有名店ガロへまっしぐら!


バスを降りたと同時にダッシュして、ほどほどの待ち時間でミックス丼にありつくことができました。
登山&ソースカツ丼のコラボ、木曽駒人気はここにあり!です。

初の親子登山は無事終了。母はとりあえず登山には懲りていない様子。
次回はもうちょっとハードで、さらに美しい景色へ。親子登山に最適な山を募集中。

行程//名古屋IC3:45~5:20菅の台BC6:00~6:30しらび平6:40~6:50千畳敷7:15~8:10乗越浄土8:40~9:30駒ケ岳山頂9:50~10:40乗越浄土10:45~11:30千畳敷12:05~12:15しらび平12:20~12:55菅の台BC

続・針ノ木岳

針ノ木峠の朝。
ここのテントサイトは眺めが最高に良い!真っ青な空、360度どこを撮っても絵になる風景。
ガスもなくて、まさに快晴

しあわせだね~、という言葉が思わず口からこぼれる、そんな朝ごはんでした。


富士山も見えました。


槍ヶ岳も。


昨日登って来た小屋前の急斜面
何度見ても激しく


荷物はテントに残し、針ノ木岳へ。



真夏の雪渓に吹く風はまさに天然クーラー

雪渓歩きは神経を使うけれど、言い知れない心地よさです。

360度どこを見ても美しい、針ノ木岳山頂。

どの方向を写真におさめていいのか迷うほど。


お次はスバリ岳へ向かいます。
大岩がごろごろ転がっている険しい道を下って上って。
息があがる坂道を歩いていても、岩陰に健気に咲くが視界に入ると、励まされます。





スバリ岳山頂でお昼ご飯をいただきました。

定番のサッポロ一番塩ラーメン。今回はコーン、ウィンナー、もちしゃぶも入れて。いつでも期待を裏切らないおいしさ!


スバリ岳から眺める赤沢岳


スバリ岳からは往復で3時間。行きたかったけれど、お水も時間もリミットを迎えたため、ここで針ノ木峠へ引き返しました。



針ノ木峠のテントサイトは今日も満員。今日は雪上にもテントが張られていました。雪の上って冷たくはないのかな?


夕食はちょっとリッチな?レトルトカレー
針ノ木峠2日目の夜も、あっという間に眠りに落ちました。
風の強い夜でした。夜中、吹きすさぶ風、フライがはためく音にびくびくしましたが、マザハバくんは丈夫な子、ちゃんと持ちこたえてくれました。

朝になっても風が強かったため、テントの前室でコーンスープを温めます。

風は強いものの、最終日もぴかぴかの晴天。さすが晴れ女(自称)。今回もレインウェアのお世話になることはありませんでした。

帰りの渋滞も不安なので、今日の行程は下山のみ。


日焼け対策万全。山賊のようなタカノ。


下山後のお楽しみはお決まりの温泉です。薬師の湯にて、3日分の汗を流し帰途につきました。

初日の登りには正直泣きそうだったけれど、初のテント2連泊を終え、ちょっと自信がつきました。
しかしテント泊初心者のため、今回も2日目は荷物をテントに置いての行程。けれどいつまでも荷物を持たない登山ばかりしているわけにはいきません。
次のステップは全行程、テント泊装備を背負っての二泊三日、かな。
夢は縦走!?先は長いです。

行程//2日目:針ノ木小屋8:10~09:30針ノ木岳09:40~10:50スバリ岳12:10~13:15針ノ木岳13:35~14:30針ノ木小屋
3日目:針ノ木小屋7:40~10:15大沢小屋10:25~11:15扇沢